書籍

おいしいものだけ、たべていこう だからパパ、料理はじめました

おいしいものだけ、たべていこう だからパパ、料理はじめました

■登坂 淳一/著 本田 よう一/料理指導
■978-4-7895-4512-9
■A5判 148mm×210mm  208ページ
■定価:1,980円(本体1,800円+税)
■発行年月:2026年1月

商品説明

グルメ本? いえ、これは
登坂淳一さんのチャレンジストーリー。

 

50歳を目前に「パパ」となり、「家族にごはんが作れるようになりたい」と一念発起した元NHKアナウンサーの登坂淳一さん。料理家の本田よう一さんのアドバイスを仰ぎながら毎月1品ずつ、レシピを読み解き、試作し、疑問を問いかけ、改善を重ねる連載を続けてきました。2年にわたるその試行錯誤を集大成したのが本書です。

 

「あらいみじん切り」の「あらい」って、どのくらい?

「ひと煮立ち」の「ひと」って、なに?

「煮つめる」って、どこまで?

 

初心者がつまずきがちなさまざまな「料理用語の壁」に、言葉のプロとして、2人の娘のパパとして挑み、成長してきたリアルな2年間をみずからの言葉で綴り、家族をはじめ「大事な人に料理が作れるようになりたい」かたの初挑戦を徹底応援します!

本書のポイント

①「教わる人」の視点に立ったリアルな疑問や発見が満載!

月刊『栄養と料理』誌上で毎月行なってきたレシピをめぐるやりとりに、後日談などのエピソードを大幅に加筆。不安や疑問、失敗を登坂さんがどんなふうに解決していったのか、心の動きまでリアルに追体験できるので、読むだけで料理の経験値が上がります。

 

②「教える人」がレシピに書ききれない思いをコラム化!

登坂さんの疑問に関連して、レシピの背景にある「書ききれない情報」や「込められた思い」を、本田さんが「レシピの行間」と題した8つのコラムで補足しました。

 

③家庭料理の初心者向けレシピ集としても充実!

登場する17品の料理はすべてレシピつき。巻末にまとめたレシピページは、カラーのプロセスカットも豊富で、エネルギー量と食塩相当量も示しています。

目次

~本書「はじめに」から~

僕には子育てにおける信念に近いものがあります。この本のタイトルでもある、「おいしいものだけ、たべていこう」です。人は食べないで生きていくことは不可能です。北海道で仕事をし、暮らしたときに、米の生産者を半年間取材した経験があります。消費者の目線しかなかった僕が、初めて知った生産者の思い。作物を育てる難しさ。それを体験したことで「食べることは生きること」だと実感したのです。生産者と消費者が互いに思いを馳せながら、おいしくいただけたらと心の底から思っています。

食事は人生で重要なウエイトを占めています。娘たちにはたくさんの「おいしい!」と出合ってほしい。家族をはじめ大切な人と一緒にゆっくりと食事を味わってほしい。パパの料理がその入り口になり、そこから日本各地の、世界の豊かな食に興味を持ってくれたらと願っています。

プロフィール

著者:登坂 淳一とさか じゅんいち

1971年生まれ。1997年NHKに入局し、和歌山、大阪、東京、札幌などで勤務。『おはよう日本』や『正午のニュース』などを担当。2018年に退局後はバラエティー番組やドラマなどにも出演。現在BSフジ『プライムオンラインTODAY』のキャスターを務めるほか、ブログ、YouTube、X(旧Twitter)、TikTokなどでの自然体の発信にファンが多い。4歳と3歳の姉妹のパパとして子育てに奮闘中。

登坂淳一オフィシャルブログ「白髪のパパ」Powered by Ameba

 

料理指導:本田 よう一ほんだ よういち

料理家、栄養士。素材の味を生かした家庭料理が得意。「食べる人にも作る人にもやさしく!」がモットー。著書に『パパ離乳食はじめます。』(女子栄養大学出版部)ほか。7歳と3歳の兄妹のパパでもある。YouTube チャンネルでオリジナルレシピを発信中。

www.youtube.com/@本田めし

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