行動栄養学とはなにか?

■行動栄養学とはなにか?
~食べ物と健康をつなぐ見えない環を探る~
■佐々木 敏/著
■978-4-7895-5464ー0
■A5判 148mm×210mm 384ページ
■定価:2,970円(本体2,700円+税)
■発行年月:2023年6月
商品説明
『佐々木敏の栄養データはこう読む! 第2版』
『佐々木敏のデータ栄養学のすすめ』に続く待望の第3弾
近日発売!全国書店・ネット書店にて予約受付中!
健康の鍵は、「食べ物」よりもその「食べ方」にあった!
食行動を測るのは難しい。
しかも、そう思われていないからやっかいだ。
食事はつねに、どれを食べ、どれを食べないかの選択です。そして、「いつ」「どこで」「誰と」「どのように」食べるかーーその組み合わせは無限大です。
そんな日々の営みである食と、その積み重ねの結果である健康を、栄養データから読みとき、栄養の本質を探ります。
健やかに食べたいすべての人に!
第1章 栄養学の縦糸と横糸 食べ物も栄養素も…
第2章 複雑系 要素がありすぎて…
第3章 相対重要性 どれを食べれば…?
第4章 量・反応関係 どれだけ食べれば…?
第5章 バイアス つい食べすぎたり・隠したり…
第6章 食行動を測る なにを食べたかわからない…
第7章 健康栄養情報と食行動 気になる話に惑わされ…
第8章 社会で食べる 「 食べる」はつながり広がって…
第9章 行動栄養学とはなにか? 栄養学のミッシングリンク…
著者プロフィール
佐々木敏(ささきさとし)
元東京大学大学院医学系研究科教授。女子栄養大学客員教授。京都大学工学部、大阪大学医学部卒業後、大阪大学大学院、ルーベン大学大学院博士課程修了。医師、医学博士。国立がんセンター研究所支所臨床疫学研究部室長、国立健康・栄養研究所栄養疫学プログラムリーダー等を歴任。「EBN」をいち早く提唱し、簡易型自記式食事歴法質問票など日本人向けの食事アセスメントシステムを開発し普及させる。日本人が健康を維持・増進するために摂取すべき栄養素とその基準量を示した「日本人の食事摂取基準」
(厚生労働省)策定において中心的役割を担う。
一方で、東京栄養疫学勉強会など、学生・若手研究者への教育に積極的に携わり、日本の栄養学の発展に寄与する。趣味は国内外の市場巡りと食べ歩き。世界数十か国を旅し、各地の食文化についての造詣も深い。著書に『佐々木敏の栄養データはこう読む!』『佐々木敏のデータ栄養学のすすめ』(女子栄養大学出版部)ほか。
出版記念講演会 決定!
本の内容はもちろんのこと、執筆秘話もお話いただきます
出版記念 佐々木敏 講演会
「行動栄養学」とはなにか?
食べ物と健康をつなぐ見えない“環(リンク)”を探る
◎日 時
2023年6月18 日(日)
13時30分~15時20分 (13時開場15時45分閉場)
◎会 場
女子栄養大学駒込校舎 小講堂
(JR山手線・地下鉄南北線駒込駅から徒歩5分/東京都豊島区駒込3-24-3)
*後日オンライン配信(録画)も予定していますが、確定ではありません。(要申込)
◎内 容
13時 開場
13時30分 開会 主催者あいさつ
13時40分頃~15時10分頃 講演
15時20分 閉会
15時45分 閉場
*講演会前後に本の販売を行ないます(特典あり)。
◎参加費 無料
◎お申込み(先着190名、6月16日締め切り)
https://ws.formzu.net/dist/S20022162/
◎問い合わせ先
女子栄養大学出版部
受付時間:平日9時~17時
TEL:03‐3918‐5301
姉妹書
<姉妹書> 第1弾
佐々木敏の栄養データはこう読む!第2版
「和食」は本当に健康食か?/ダイエットは糖質か、脂質か?/健康によいお酒の飲み方はあるか?/栄養健康情報はなぜゆがむのか?ーー「根拠に基づく栄養学」が生活習慣病と食事との関係を解説します。