食べもの重量早わかり
■篠崎奈々、村上健太郎/著
■978-4-7895-0232-0
■B5判変型 182mm×210mm 248ページ
■定価:1,870円(本体1,700円+税)
■発行年月:2024年6月
商品説明
食事記録や栄養管理に役立つ
食べものの重量がつかめるようになる本です
なにをどのくらい食べたかを知ることは、健康管理や食事療法の基本です。ところが、意外と難しいのが、どのくらい食べたかの量を把握すること。
そこで、日本人がよく食べる食品と1回量の画像データベースを用い、直感的に食品や料理の重さを把握できるように編集・構成したのが本書です。本書があれば、フードモデルがなくても量を伝えられますし、自身の栄養素摂取量の見当をつけられます。栄養士・管理栄養士に必須のスキルが身につきます。
この本の特徴
▶ 日本人がよく食べる食品や料理201品を掲載!
日本の栄養疫学研究のトップランナーである著者2人が、栄養士・管理栄養士の協力を得て収集した食事データを解析し、日本人がよく食べる食品や料理を抽出しました。日本人の多くの人のおおよその栄養素摂取量を把握するのに役立つ食品や料理の画像がそろっています。
▶ 調査に基づく栄養データのコラムも充実!
各食品に関連する、献立作成や健康管理に役立つmemoや調査からの情報をところどころに散りばめています。さらには、章と章の間や巻末には、栄養士・管理栄養士がしっかり読んで頭に入れておきたい読み物コーナーもあります。
▶ 用途いろいろ
・栄養指導での聞き取りに。食事量をつかんだり、適量を伝えたりするための視覚資料に使えます。これ1冊あればフードモデルの代わりになり、持ち運びが楽になります。
・食事内容・量の気づきに。自分の食事が多いか少ないかの客観的感覚が身につきます。
目次
著者
篠崎奈々
東京大学大学院医学系研究科 公共健康医学専攻 社会予防疫学分野 助教
しのざきなな●お茶の水女子大学生活科学部を卒業後、東京大学医学部附属病院と西東京中央総合病院で管理栄養士として勤務。その後、東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻に入学し、健康科学・看護学専攻博士後期課程を修了。同大学院医学系研究科栄養疫学・行動栄養学講座の特任助教などを経て、2024年4月より現職。公衆衛生学修士、博士(保健学)。専門分野は公衆栄養学、食事調査法、栄養疫学、行動栄養学。 趣味は登山と油絵。好きな食べものはあんことかぼちゃ。
村上健太郎
東京大学大学院医学系研究科 公共健康医学専攻 社会予防疫学分野 教授
むらかみけんたろう●北海道大学教育学部卒業後、日本学術振興会海外特別研究員(派遣先:英国アルスター大学)、東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻社会予防疫学分野助教、同研究科栄養疫学・行動栄養学講座特任教授などを経て、2023年8月より現職。博士(食品栄養科学)。専門は公衆栄養学、食事調査法、栄養疫学、行動栄養学で、発表した英語論文は170編以上(筆頭100編以上)。著書に『基礎から学ぶ栄養学研究』(建帛社、2022年)がある。趣味は知らない場所を走ること。好きな食べものは栗と干し芋。